成功の鍵「自己認識」
セルフ・アウェアネス(自己認識)
「人生は、自分探しの旅である」という言葉がありますが、内省しているうちに袋小路に入ってしまったり、煮詰まったりと「自分探し」は、なかなかに難しいもの。人間は誰しも「自分」という圧倒的前提からは逃れられない、そのことに気づいている方も多いと思います。では、「自己認識」とは何が違うのか。学生や若手社員向けのキャリアデザイン研修で「ジョハリの窓」を使ったワークを行うことがあるのですが、一番自分のことを知っているはずの自分が認識している「自分」は、儚くもあやふやな存在だと気づかされる場面が多くみられます。他者からのフィードバックによって、自己認識を確認する人、新たな自分を発見する人、隠していた(無意識だとしても)自分の扱いに愕然とする人、未知の自分へと進んでいく人、講師にとってもわくわくする瞬間です。
セルフ・アウェアネス(自己認識)には、自分が自分をどのように見ているかの認識である「内面的自己認識」と他者が自分をどのように見ているかの認識である「外面的自己認識」があり、この2つのバランスが鍵となります。自他両面から自分を知ることは、優れたリーダーのみならず、あらゆる人にとって必要不可欠な能力なのです。新入社員研修、リーダーシップ強化研修、セカンドキャリア研修、個々の成長が必要な時代、人材開発のさまざまなシーンでこの手法を取り入れる企業が増えてきています。まずはご相談から。
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